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扁桃体 ブログ用

扁桃体への入力は低位経路と高位経路の2つがあります。

低位経路・・・情動刺激→視床→扁桃体→情動反応
高位経路・・・情動刺激→視床→感覚皮質→扁桃体→情動反応(情報の伝達が遅い)


扁桃体は痛みに対する不快や恐怖などが関与するところです。活動には個人差がありますが、

例えば、良くあると思いますが、認知症の方でセラピストの顔や名前は覚えてないけど、「あっ、この人はしかめっ面をしたり、痛い思いをした経験をある人だ」と思いだし、リハビリ拒否をされる方がおられると思います。これは扁桃体の働きによるものです。

また、拳銃を向けられた瞬間にハッと構えて過緊張になったり、震えたりする反応がでるのは低位経路の働きです。向けられた拳銃に対して、「ハハハ、なんですかそれは?(笑)おもちゃですか?」となるのは高位経路といった具合です。

ラットの実験においては痛みを与えると扁桃体の活動は上がります。非常にシンプルな活動をします。

例えば、電車に汚い恰好をして汗ダラダラのおっさんが隣に座ろうとしてきた時なんかは、扁桃体バリバリに活動しています。

そして実験においては、扁桃体の活動が上がってしまうと、内側前頭前野の活動が減少してしまいます。

つまり、前頭前野の活動が下がるという事は意欲が下がるという事になります。

よって、リハビリテーションにおいては「基本、患者に恐怖は与えるべきではない。(特に急性期)」という事です。恐怖を感じてしまうと、扁桃体が過活動となってしまう可能性からです。また、それが記憶に残ってしまいます。それは、海馬と扁桃体は隣り合っているからです。恐怖体験は記憶に残すようになっていて、その体験はずっと心の傷として残ったりするのです。

したがって、リハビリテーションを行う上で、オリエンテーションをして患者さんに安心感を与えるべきなのです。

これは運動負荷でも同じことが言えます。

ラットの実験で、ラットを意図的に脳卒中になった状態にして、水のいっぱい入ったバケツで3時間泳がせます。この後、ラットの脳にはダークニューロンが生じ、ネットワークに破綻をきたしていました。

つまり、運動負荷をかける上でも、不快な運動はかけるべきではないという事です。

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