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新入社員 ブログ用

現在、臨床実習にて奮闘している学生の方も多い事でしょう。

臨床実習で求められる「態度や行動」は、社会人として常識的に求められるものであり、なかなか学校で教えられるものではありません。

しかし、こういった「態度・行動」は患者さんと接したり、職場内で仕事をする上で一番大事な事でもあり、当たり前に身につけておく必要があります。

今回は、臨床実習において学生に具体的にどんな事が求められるのか記していきます。

①積極性が特に重要

臨床実習指導者からの目線でみると、メモを取らず、質問もせず、自分から動かずやる気がなさそうにしている学生を目の当たりにすると臨床実習指導者は不安に感じ、実習に対してやる気があるのか疑問に思ってしまう事もあります。

臨床実習では、「自分が教えてもらっている立場」という事をわきまえ、自分で動くようにして積極的に質問をしたり、メモをとったりという姿勢を見せる事が大事です。

②自ら学ぶという態度で

例えば、担当患者さんが決まって、これから評価していくという時において、指導者に言われなくても、患者さんに関する基礎知識や、時間・場所・道具の確保を自ら進んでやりましょう。

指導者に言われて始めてやるというような「受け身」の態度ではいけません。

③常識的な態度が取れる

具体的には「挨拶・言葉づかい・目上の人への接し方」です。

特に、挨拶は廊下ですれ違う人全員にするくらいしましょう。挨拶は学生として、当然やらなければいけない事です。

言葉づかいも気をつけましょう。自分が学生である事を忘れず、くれぐれも失礼の無いように心がけましょう。

④遅刻・欠席の連絡ができる

こういった事は実習生としてでなくても、社会人として当然の事ですが、実習中はやむを得ず病気や体調不良のために休まなければならない事があります。

まずは、実習指導者に連絡をし、症状を説明して相談します。その後の病院への受診や、提出物などの課題などの相談をして指示に従いましょう。

⑤提出物がきちんと出せている

必要な提出物を出すことは最低限の事ですが、いつどこに提出するかという事は実習指導者に必ず相談しておきましょう。

やむを得ず提出できない場合は、その後の対応方法を自分で考えて、実習指導者に報告します。

⑥他の場所へ行く時は、所在を伝達する

リハビリ室を出る時や、実習指導者から離れる時など、所在を明確に伝えてから離れましょう。報告・連絡・相談の基本です。

⑦患者さんとの接し方が適切である

理学療法士という職業を踏まえた上で適切な接し方を心がけなければいけません。

「患者さんに対して命令口調」や「患者さんを物のように扱う」などの接し方は当然いけませんし、きちんと目を見て失礼の無い態度で話を傾聴する事が大切です。

臥位になっている患者さんを跨いだり、患者さんの目の前でメモを取る事を嫌う患者さんもいますので、プライバシーなどには気をつけていかなければいけません。

⑧リスク管理ができる

知識や技術が必要となりますが、特に「転倒」に関しては普段から注意しておかなければなりません。

痙攣発作など急変が生じた場合は、速やかに実習指導者か職員に報告し、指示をあおぎます。

(岡田 慎一郎:理学療法 臨床実習サポートブック レポート作成に役立つ素材データ付:医学書院:2015)


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文献検索 ブログ用

実習で担当になった患者さんに対して、評価・治療を行う際に参考にするための「文献」はどのように探せばいいだろうと苦戦している方はおられませんか?

レポートで考察する際には、科学的根拠をもとに検討していかなければなりません。

こういった時に役立つ検索サイトを今回は紹介します。

≪日本語の論文・書籍≫

①J-STAGE

→国内で発行された学術論文を読む事ができる総合サイトです。日本語論文も充実しており、無料で読めるものが多いです。

②CiNii Articles

→学術論文だけでなく、日本の大学図書館の蔵書も検索できます。

③医中誌Web

→原著論文、総説、学会抄録を検索できます。

≪英語の論文≫

①PubMed(パブメド)

→英語論文の検索では最もポピュラーなサイトです。

②日本理学療法士協会解説付き英語論文サイト

→論文の数は少ないですが、質の高い英語論文が掲載されており、親切にも日本語訳・解説まで付いています。

≪ガイドライン≫

①日本理学療法士学会 診療ガイドライン

→日本理学療法士協会が策定した診療ガイドラインです。脳卒中、変形性膝関節症、パーキンソン病、糖尿病、COPDなど16の疾患・領域について記されています。

②Minds

→日本の診療ガイドラインの情報がまとまっている総合サイトです。ガイドライン中の引用文献も一覧でみる事ができます。

③日本整形外科学会

→整形外科疾患の診療ガイドラインの書籍がまとめられています。

④日本神経学会

→神経疾患のガイドラインがまとめられています。

⑤日本脳卒中学会

→脳卒中治療ガイドライン2015の最新版は書籍として販売されていますが、2009は無料で閲覧することができます。

⑥日本呼吸器学会

→呼吸器疾患の診療ガイドラインがまとめられています。

⑦日本循環器学会

→循環器疾患のガイドラインをすべて無料で公開しています。

(相澤 純也:PT症例レポート赤ペン添削 ビフォー&アフター:羊土社:2016)



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読書 女性

○臨床思考の過程をポイントにまとめた本



臨床実習フィールドガイド:2014

2014年に第二版に改訂されました。

臨床でよく遭遇するであろう疾患(疾患・病態44項目)をメインにまとめられており、それぞれの問題点をICFに対応させて、提示されています。

この参考書は、臨床実習が始まるまでに全体的に目を通してイメージを膨らませ、実習期間はレポート作成の手元に置いておくことで、次に何をしたらよいかを考える手がかりにしていける有用な本です。

様々な著名な先生によって執筆されており、内容は信頼できる一冊となっております。

臨床で考える上での重要なポイントが記されているため、これを参考にしながら臨床実習において、見学中や見学後に「○○は○○だと思うのですが、○○については、先生はどのようにお考えですか?」という質問ができると思います。

こういった積み重ねによって、臨床での経験を増やしていける、きっかけになる非常に良い参考書ではないでしょうか。

特に、実習中患者様の見学について、「何をポイントとして見ていけば良いか分からない」という方は特に繰り返して見ていくべき必携の書となると思われます。

分厚くて持ち歩く事はできませんが、実習が始まるまでには読んでおきたい本です。

○評価の過程を分かりやすくまとめた本



3日間で行う理学療法臨床評価プランニング:2013

評価の過程・ノウハウが非常に分かりやすく書かれている本です。ICFに問題点を上げていくプロセスが、臨床上よく遭遇する10疾患書かれています。

内容は見やすく、最初の評価開始から、どのように考えていけばよいかイラスト付きで書かれています。

評価手順としては、この評価をしたから次はこの評価をするという単純な作業ではなく、この動きを見ながら「次はあの検査が必要かな」と考慮しながら平行して別の検査も行っていくという、臨床経験が長い方は当たり前に行えるようになる思考プロセスを分かりやすくまとめた非常に面白い参考書です。

これは、評価を行う前に必ず読んでもらいたい本です。

○データをもとに根拠を提示していくための本



はじめての臨床 脳血管障害―理学療法スタートライン:2010

「はじめての~」とありますが、内容的にはデータの提示もされており、非常に興味深い本です。

評価は行えたが、この後どのように考えたら良いのだろう。何を根拠に問題点を進めていけば良いのだろう。

こういった誰もが直面する、疑問やつまづきに対応できる非常に良い参考書です。

評価に入る前の基礎的な知識から、方向性までレポート作成時に頼りになる一冊です。

この本は脳血管障害についてまとめられていますが、運動器疾患のバージョンもあります。

○実習のノウハウを分かりやすくまとめた本



理学療法 臨床実習サポートブック レポート作成に役立つ素材データ付:2015

一言で言うと、もの凄く分かりやすく実践的です。安いですし、一冊持って損は無いと思います。

実習が始まる前までに何を準備しておけば良いのか、またデイリーノートや症例レポートはどのように書けばよいのか詳細に書かれています。

薬剤や論文検索、家屋調査、実習指導者とのコミュニケーションの取り方・・・こんな事もあるのかと改めて気付かされます。

知っている事から、知らない事までマンガを交えながら、実習開始までにイメージを膨らませやすい一冊です。

○症例レポートの書き方の参考になる本



PT症例レポート赤ペン添削 ビフォー&アフター:2016

症例を担当する事になったが、どのようにレポートを書いていいか分からない!どんな風にまとめていくかイメージがつかない!

そんな学生には最適な一冊だと思います。ビフォーアフターでどのような所を注意して書かないといけないのか、どのようにしたらレポート見る側が分かりやすくなるかが詳細に書いてあります。

レポートの書き方も学べますが、考え方や疾患の理解にもなるので、実習中は手元にあると役立つ事間違いなしですね。

実習で出会うであろう症例が一通り載っています。

○基本的な考え方が非常に分かりやすく記されている本



PT・OTのための 臨床実習で役立つリハビリテーション基本実技 PT版:2016

まずこの本は読みやすいです。実習中、基本的な実技に入る前に、本当にこれで良かったかなとこの本を見直してみてください。

意外と知らなかった事もたくさん書いてあります。

イラスト付きで読むのに全く苦労はしません。分かりやすく書いてあります。

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問診 ブログ用

脳卒中の回復期においては、急性期での治療と異なり、比較的全身状態が安定してくるので、積極的に動かして機能回復を目的とした訓練を展開していきます。

急性期と同様に二次的障害の予防を継続していくとともに、日常生活活動への適応を再学習し、動作獲得を目指して、可及的速やかに家庭や職場への復帰を目標としていきます。

今回は、基礎に振り返り、脳卒中の理学療法を行う上で、非常に簡単ではありますが、一般的に行われるチェックポイントをまとめてみました。

○情報収集・問診

・Drからの理学療法処方の内容確認→どのような内容の指示が出ているかを確認します。
・急性期における治療・理学療法の経過の確認→順調に経過しているか、経過中に合併症などは生じていないかなどの情報を確認します。
・リスクの確認→血圧の変動、心疾患の有無、心電図、糖尿病のコントロール、腎疾患の管理について確認します。
・患者への挨拶と理学療法の説明→今後のリハビリテーション計画の説明と同意を得ます。
・事前に収集した情報の不明確な部分に関する問診

○理学療法評価

・意識障害の程度
・麻痺の程度→Brunnstrom stage、SIAS、NIHSS、Fugl-Meyer motor assesment、SIS(stroke impact scale)
・筋緊張の評価→modified Ashworth scale:各姿勢で
・姿勢反応、深部腱反射、病的反射の評価
・感覚検査→特に視床が病巣の場合は入念に行います。
・脳神経の評価
・高次脳機能障害のテスト→特に注意障害や、半側空間無視などは軽度でも運動療法の妨げになりえますので、精査が必要です。
・関節可動域テスト→エンドフィール確認します。
・痛みの評価→肩の痛み、CRPSの有無なども確認しておきます。
・ADL評価→FIMあるいはBIにて
・非麻痺側筋力検査、握力検査
・廃用性体力低下の有無
・浮腫の有無→臨床上では麻痺側上肢に多いですが、全身チェックしていきます。
・下肢の変形性関節症の有無
・患者本人の心理的検査→うつの有無、リハビリに対するモチベーションなど
・社会的情報→家屋環境、職業、家族、人間関係など

○問題点の抽出

心身機能・身体構造
・麻痺の程度(運動・感覚)
・高次脳機能障害
・関連併存症
・リスク
・心理的問題

活動
・ADL(病棟内、屋内、屋外)
・予後の予測

参加
・QOL
・家族との関係
・職業

環境因子と個人因子
・個人的条件(年齢・併存疾患)
・家屋環境、職場環境
・家族との人間関係、協力度
・社会資源

○理学療法プログラム(一例)

・バイタルサインの確認→問題なければ運動療法に移ります。
・麻痺側の関節可動域の確認と、可動域訓練
・寝返り、座位、立ち上がり、着座、立位、床からの立ち上がりの動作訓練
・歩行訓練
・応用動作訓練
・退院前指導
・CI療法、トレッドミル、ロボットによる訓練など

○臨床上で気をつけるポイント

・訓練前後での血圧のコントロールや、自覚症状の有無(特に高血圧の患者)
・過剰な努力によって筋緊張が増加しすぎる場合
・転倒などのリスク管理→介助や、見守りの位置に注意します。自分より大柄な人の場合は特に注意します。
・リハビリテーションチーム内での情報交換と連携
・患者本人の自覚的訴えの傾聴とその対策→あまりにもリハビリ側の押し付けにはなってはならず、本人の意向を十分に加味していかなければなりません。
・適切な時期に、適切な装具の選択
・ホームプログラムの指導
・家屋の評価と改修への提案

(綱本 和、長澤 弘:理学療法チェックリスト 第2版:2014)


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