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がん リハビリテーション
Gerberは以下の基準に当たる場合は、リハ中止を考慮した方がよいとしています。

あくまで、中止の考慮の必要性という事なので、この基準に該当する症例でも、リハによるメリットが大きい場合は実施する場合もあります。

練習内容については、医師と相談する必要があると思います。

◎がん患者におけるリハビリテーション中止基準

1.血液所見
・ヘモグロビン・・・7.5g/dl以下
・血小板・・・5万/μL以下
・白血球・・・3000/μL以下

2.骨皮質の50%以上の侵潤、骨中心部に向かう骨びらん、大腿骨の3cm以上の病変などを有する長管骨の転移所見

3.腸管・膀胱・尿管などの臓器・血管・脊髄の圧迫

4.疼痛、呼吸困難、運動制限を伴う胸膜、心嚢、腹膜、後腹膜への浸出液貯留

5.中枢神経系の機能低下、意識障害、頭蓋内圧亢進

6.低・高カリウム血症、低ナトリウム血症、低・高カルシウム血症

7.起立性低血圧、160/100mmHg以上の高血圧

8.110/分以上の頻脈、心室性不整脈


(Gerber LH:Rehabilitation for patients with cancer diagnoses,DeLisa JA:Rehabilitation Medicine;Principles and Practice,3rd ed;1998)

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がん リハビリテーション

最近は、がん患者さん増えてきましたね。がんの術後の廃用などが主病名でなくても、既往歴でがんがある方もかなりの人数で出くわすことがあります。

癌患者さんに共通して言える事としては、

全身状態が不良な方は活動量が低下し、廃用症候群を呈することがあり、リハビリテーションを実施して、廃用症候群を予防していくことが大切です。

◎がんによる障害

<全身症状>
・体力低下
・癌性疼痛、倦怠感による活動量低下
・食欲不振や悪心・嘔吐による低栄養

<局所症状>
・脳腫瘍、脳転移による麻痺、高次脳機能障害、嚥下障害
・脊髄腫瘍や脊椎転移による麻痺
・肺癌、肺転移による呼吸機能障害
・骨軟部腫瘍による運動器障害
・骨腫瘍、骨転移による病的骨折
・末梢神経障害による筋力低下、感覚障害

◎がんの治療による障害

<全身症状>
・倦怠感による活動性低下
・貧血、脱水による活動性低下
・食思不振悪心・嘔吐による低栄養

<局所症状>
・開胸、開腹術後の呼吸器合併症
・乳癌術後の肩関節拘縮
・リンパ節廓清後、放射線治療後のリンパ浮腫
・頸部リンパ節廓清後の副神経障害・僧帽筋麻痺
・頭頚部癌術後の嚥下障害・構音障害
・抗がん剤による末梢神経障害
・抗がん剤による心筋障害
・抗がん剤による肝障害・腎障害
・放射線による脳症や脊髄症による麻痺
・放射線による瘢痕拘縮

他の疾患と比較して、がんの治療過程において生じる障害は多く、問題はより複雑になっています。

宮越浩一:がん患者のリハビリテーション−リスク管理とゴール設定;2013

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