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理学療法の臨床の現場では、脳卒中などによって運動失調を呈している患者さんは多く、そういった方の多くは股関節周囲筋の協調性低下や、筋収縮力の低下による股関節の安定性の低下がよくあります。

こういった機能低下を起こしている方は、立位でワイドベースとなり、骨盤の動揺が大きくなります。

この場合、股関節周囲筋に問題があるので、立位だけでなく、膝立ち位の課題で特に動作困難となりやすいのです。

股関節周囲筋の特に遠心性収縮が困難になる場合が多いと思われます。

実際に評価する際は、身体のどの部位の協調性・筋収縮力の低下が生じているかを見ていかなくてはいけません。

座位で体幹の動き、膝立ち位で股関節の動き、立位で足関節の動きに注目して評価を行います。

特に、膝立ち位で失調症状がみられる場合、ターゲットを股関節周囲筋としていきます。

トレーニングとしては、膝立ち位でのステッピングや、片膝立ちの保持や、両膝立ちから横座りをしてまた膝立ち位へ戻るという課題などが、股関節の協調性・筋収縮力の評価&トレーニングとして有効と言われています。

トレーニングを行う際には、遠心性収縮を意識し、動作は反動をつけずに、できるだけゆっくり行うように心がけます。

まず、膝立ちになること自体が不安定な方は、正座の状態からゆっくりと膝立ち位になっていきます。股関節伸展位での膝立ち位が困難な場合は、台での支持ありで行っていくとよいと思われます。(もちろん、変形性膝関節症など膝の深屈曲ができない方に正座を強要してはいけません)

片膝立ちトレーニング ブログ用

上図は片膝立ちトレーニングです。支持側の股関節が屈曲して体が崩れないように注意しながら、ゆっくりと動かしていきます。

膝立ち位から横座りトレーニング ブログ用

上図は膝立ち位からの横座りトレーニングで、この運動は体幹回旋の動きも含んだ複合動作になるために、難易度の高いトレーンニングになります。難しい場合は手をついてもかまいません。(ここでも、THAなど脱臼のリスクがある方に対して行うのは避けなければなりません)

(武富由雄、市橋則明:理学療法プログラムデザイン〈2〉ケース別アプローチのポイントと実際;2012)


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