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マッサージ ブログ用

臨床において、マッサージをされている方は多いのでしょうか?

マッサージはしないという理学療法士の方もおられるかと思います。

目的が無く、マッサージをされている方はいませんか?何のためにマッサージをするのかを今回、考えていきます。

マッサージは今日、リハビリテーションの分野においても物理療法や運動療法に併用して実施されるようになりました。

まずは、マッサージが身体に与える生理的作用について記していきます。

○生理的作用

①循環系に及ぼす作用
体表へのリズミカルな刺激によって末梢循環系への血行を促進し、血管壁の抵抗を緩める事によって心臓の負担を軽減する働きがあります。
マッサージ後は血管が緩み、動脈血流が促進し、局所的な充血、その後全身の血液循環が促進されます。
また、リズミカルな圧刺激で浸みでた組織液は毛細リンパ管に流入し、リンパ環流が促進されます。

②神経系に及ぼす作用
軽擦法のような弱刺激では、爽快感を感じさせ、疼痛や心身の緊張を緩和させます。また、興奮性を高めて筋収縮を起こさせます。
圧迫法・叩打法などの強刺激では、機能を抑制します。

③皮膚に及ぼす作用
血管運動神経を刺激する事によって、皮膚の充血を起こし、血流は増加して新陳代謝は盛んになります。それによって皮膚温は上昇して、汗腺機能は上がり皮膚呼吸が盛んになります。

④筋に及ぼす作用
静脈環流やリンパ環流が促進されることで、老廃物などの有害物質が排除されて鮮血が流入し、筋内の新陳代謝が盛んになります。それにより筋疲労が回復します。

⑤関節に及ぼす作用
関節内の新陳代謝は盛んになり、滑液の分泌が促進されて関節の動きが滑らかになります。関節周囲の組織に癒着などがある場合は軟化し、浸出物がある場合は吸収を促進します。

以上のような生理的作用があります。

実際の手技

●軽擦法
いわゆる「さする」「なでる」といったような方法で、皮膚表面に軽く圧を加えながら、血管やリンパの経路に沿って末梢から心臓に向かって求心性に繰り返していく方法です。

●強擦法
炎症などの病的な浸出物の吸収や、癒着した組織を剥離するために行う方法です。円を描くようにして徐々に圧を加えながら、中心部に移動させる方法です。

●揉捏法
筋を手で握って、十分に圧を加えながら、輪状か楕円状または、筋の走行と直角方向に動かしながら、筋中の老廃物を出していくような方法です。

●叩打法

●振戦法

●圧迫法

そして、マッサージを何故やるのかという目的に関しては、以下の項目となります。

マッサージの目的 ブログ用

マッサージを施行する前に、行ってはならない禁忌も留意しておく必要があります。

◎マッサージの禁忌

①皮膚の創傷、発疹のある部位
②炎症の急性期
③悪性腫瘍
④感染性疾患
⑤化膿性疾患
⑥骨折や脱臼など外傷の初期
⑦発熱を伴う疾患

以上の方に施行すると、症状を増悪させてしまう恐れもあります。注意しなければなりません。

(柳澤 健:運動療法学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト 2):メジカルビュー社:2010)


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