スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

体位別の介入のポイント

 01, 2014 09:17
臨床では、どの肢位で運動を行っていくのか、どの肢位で評価していくのか、何を狙っていくかで取るべき肢位は異なってきます。

どの肢位で、どの要素があるのかを今回はまとめています。

○背臥位
・構造的に左右に回転しやすい。小さな運動で正中軸を知覚させやすい。
・四肢の運動を通して腹部の活動を高めやすい。
・頸部から下肢へ広がる運動連鎖を修正しやすい。支持基底面の知覚が重要になる。
・床面から浮き上がっている身体部位には体性感覚(触覚)が入りにくい。
・四肢を空間保持できない場合は全身的な伸展活動に陥りやすい。

○側臥位
・力学的に不安定な体位であるが動的安定性を向上させやすい。
・体幹の回旋運動を展開しやすい。
・体幹の回旋に対応した四肢の空間移動と支持機能の両面を促通できる。
・レイミステ反応を利用して四肢の外転活動と側腹筋群の共同収縮を促しやすい。
・側臥位での骨突出部は大結節と大転子で、体側部全体へ触刺激が入りにくくなっている。

○腹臥位
・頸部の対称性保持が困難であるが、上肢の支持機能を確保することで改善される。
・胸郭は肋骨下角での二点支持になり安定する。
・骨盤は二点支持になりにくいが、大腿部支持で比較的安定している。
・四肢の支持機能を促しやすい。
・腹筋群と四肢の対称的な運動連鎖を促しやすい。

○座位
・骨盤傾斜に不可欠な体幹と股関節の協調的な活動を促しやすい。
・体幹の分節的な運動を促しやすい。
・骨盤直立位では腸脛靱帯の支持を利用できないため、股関節屈筋群の活動が重要になる。
・胸椎前方に重心線があるため、持続的な胸椎伸展活動が得られないと脊柱は屈曲しやすい。
・坐骨一点支持では、移動につながる股関節の支持機能を評価・促通しやすい。

○立位
・力学的に最も不安定な体位であるが、動的安定性を向上させやすい。
・足部との関係で股関節と体幹の協調的な活動を促しやすい。
・下肢の支持機能を強化しやすい。
・上肢機能がバランスに影響しやすい。
・片脚立ちでは、移動につながる下肢の支持機能を評価・促通しやすい。

(佐藤 房郎:理学療法 29巻12号:2012)

COMMENT - 0

WHAT'S NEW?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。