歩行分析・動作分析・姿勢分析のためのオススメ参考書

 30, 2014 23:06
○歩行分析

臨床歩行分析ワークブック



2013年の3月の初版です。

歩行分析の入門に最適な一冊となっています。本書は穴埋めのワークブック形式となっており、「ペリー 歩行分析」をベースに全15章の構成でまとめられています。

内容としては、正常歩行の基本概念と筋活動、代表的な異常歩行とその原因と、治療手技の例まで写真付きで、初心者にも非常に分かりやすく記されています。

これから歩行分析について学んでいこうとする理学療法学生はもちろんのこと、臨床で役立たせたいという作業療法士をはじめ、医師やそれ以外のコメディカルスタッフも学んでいける様な内容になっています。

理学療法士は日常的に行う歩行分析ですが、理解を深めるためにもよいかと思われます。


観察による歩行分析



非常に有名な歩行分析の本となります。学生時代、参考文献としてしっかり活躍したのではないでしょうか?

著者はキルステン・ゲッツ・ノイマンというドイツの理学療法士の方です。原著はやはり、「ペリー 歩行分析」をベースに実用的にまとめられ、理学療法士・義肢装具士・工学博士の方々が協力して翻訳しています。

本書は歩行を知る上での入門書であり、理学療法学生、理学療法士が歩行分析を行う上での必読書となります。


ペリー 歩行分析―正常歩行と異常歩行



ご存じの通り、理学療法士が歩行分析を行う上でのバイブル的な書籍です。

世界的に有名なペリーの書籍『GAIT ANALYSIS-Normal and Pathological Function 2nd ed.』を宝塚医療大学の武田功先生・弓岡光徳先生により監訳されています。


○動作分析

動作分析 臨床活用講座―バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践



2013年9月初版の書籍です。

著者は現在、全国各地にて講習会を行い、非常に明確な考え方で人気のある神奈川県立保健福祉大学の石井慎一郎先生です。

本書の内容としては、寝返り・起き上がり・起立・着座・歩行動作の動作のメカニズム、どこの部分に機能低下が見られているのか評価の仕方、動作の誘導方法まで記されております。ここまで詳しく明瞭に書かれた本は他にないのではないでしょうか?

理学療法学生や新人理学療法士はもちろんのこと、作業療法士の方も臨床で十分活用できる必見の本だと思われます。

特に良い点としては、臨床にて患者さんが陥りやすい動作の問題点が書かれており、納得する点が多々あります。


○姿勢分析

姿勢アセスメント―セラピストのためのハンズ・オンガイド



ついに出ました。姿勢分析の本です。2014年6月初版です。

皆さんは姿勢分析について、どのような見解で臨床で推論されていますでしょうか?学生にどのような姿勢分析の指導をしておられるでしょうか?現在、姿勢に対するアセスメントをしている体系的な文献はほとんどなく、本書はその根拠を提示してくれる良い本かと思われます。

本書は、姿勢評価の方法として、立位の前方・側方・後方から見た観察、座位での側方・後方からの観察について書かれています。

姿勢の特徴からどの筋が弱化していて、どの筋が短縮位にあるのか?所見から判断していき、評価していきます。

臨床において、姿勢分析は原因追求のために必要な評価となると思われます。

原著はJane Johnsonというイギリスの理学療法士の資格をもつセラピストで、宝塚医療大学の武田功先生、弓岡光徳先生によって翻訳されています。

正しく理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書



「姿勢分析」ってどうやって考えたらいいんだろう?と悩む方に最適な姿勢分析に関する書籍が出ました。2015年初版です。

姿勢に関する解剖学的・運動学的内容や、治療方向性やエクササイズまで具体的すぎるほど濃い内容で記されています。

姿勢を分類に分け、どの筋が弱化していて、どの筋が短縮位なのか立位姿勢から細かく分類し、エクササイズのやり方がすぐ分かるようにイラストで描かれています。このまま印刷したら患者様指導が行えそうです。

竹井先生はテレビの「世界一受けたい授業」などいろいろな番組で活躍されている理学療法士の先生です。姿勢に関してはまず、一読の必要ありです。

値段が安く、かなりお求めやすい価格です。

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