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歩行課題の特異性と環境の設定

 12, 2014 23:57
歩く姿

リハビリテーションの現場において、患者さんの目指すべき獲得動作レベルは、ただ単に障害物のない平らな床の上を、まっすぐ歩く屋内歩行だけを目指しているのではありません。

実際の自宅環境は、床に物が置いてあったり、座布団の上を歩いたり、狭い廊下を通ったり、家の人に呼びとめられて振り返ったり、電話に出るために急いで電話の所まで行ったり、物を持ちながら歩く必要もあるでしょう。

こういった日常生活における歩行の実用性を獲得するために、患者さんが様々な環境や動作の流れの中で効率的な動作遂行の学習が必要になります。

様々なバリエーションの条件の中で反復練習を行い、課題に対する処理能力を高める事が重要です。

①歩行中に急に停止する
②歩行中に急に呼びとめ、その方向に振り返させる
③異なる速度(できるだけ早く、通常の速さで、できるだけゆっくりと)歩く
④障害物をよける、スラローム歩行、またぐ
⑤目の前を人が横切る
⑥柔らかな床材の上を歩く
⑦片手に物を持って歩く
⑧人の往来の激しい場所で(人を避けながら)歩く


以上の歩行課題をそれぞれ行ったり、複数を同時に行ったりしていきます。

(潮見 泰蔵:脳障害後の機能回復と運動学習:理学療法科学:2006)


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