臨床実習が始まるまでに読んでおきたい・揃えておきたいオススメ参考書

 28, 2015 22:47
読書 女性

○臨床思考の過程をポイントにまとめた本



臨床実習フィールドガイド:2014

2014年に第二版に改訂されました。

臨床でよく遭遇するであろう疾患(疾患・病態44項目)をメインにまとめられており、それぞれの問題点をICFに対応させて、提示されています。

この参考書は、臨床実習が始まるまでに全体的に目を通してイメージを膨らませ、実習期間はレポート作成の手元に置いておくことで、次に何をしたらよいかを考える手がかりにしていける有用な本です。

様々な著名な先生によって執筆されており、内容は信頼できる一冊となっております。

臨床で考える上での重要なポイントが記されているため、これを参考にしながら臨床実習において、見学中や見学後に「○○は○○だと思うのですが、○○については、先生はどのようにお考えですか?」という質問ができると思います。

こういった積み重ねによって、臨床での経験を増やしていける、きっかけになる非常に良い参考書ではないでしょうか。

特に、実習中患者様の見学について、「何をポイントとして見ていけば良いか分からない」という方は特に繰り返して見ていくべき必携の書となると思われます。

分厚くて持ち歩く事はできませんが、実習が始まるまでには読んでおきたい本です。

○評価の過程を分かりやすくまとめた本



3日間で行う理学療法臨床評価プランニング:2013

評価の過程・ノウハウが非常に分かりやすく書かれている本です。ICFに問題点を上げていくプロセスが、臨床上よく遭遇する10疾患書かれています。

内容は見やすく、最初の評価開始から、どのように考えていけばよいかイラスト付きで書かれています。

評価手順としては、この評価をしたから次はこの評価をするという単純な作業ではなく、この動きを見ながら「次はあの検査が必要かな」と考慮しながら平行して別の検査も行っていくという、臨床経験が長い方は当たり前に行えるようになる思考プロセスを分かりやすくまとめた非常に面白い参考書です。

これは、評価を行う前に必ず読んでもらいたい本です。

○データをもとに根拠を提示していくための本



はじめての臨床 脳血管障害―理学療法スタートライン:2010

「はじめての~」とありますが、内容的にはデータの提示もされており、非常に興味深い本です。

評価は行えたが、この後どのように考えたら良いのだろう。何を根拠に問題点を進めていけば良いのだろう。

こういった誰もが直面する、疑問やつまづきに対応できる非常に良い参考書です。

評価に入る前の基礎的な知識から、方向性までレポート作成時に頼りになる一冊です。

この本は脳血管障害についてまとめられていますが、運動器疾患のバージョンもあります。

○実習のノウハウを分かりやすくまとめた本



理学療法 臨床実習サポートブック レポート作成に役立つ素材データ付:2015

一言で言うと、もの凄く分かりやすく実践的です。安いですし、一冊持って損は無いと思います。

実習が始まる前までに何を準備しておけば良いのか、またデイリーノートや症例レポートはどのように書けばよいのか詳細に書かれています。

薬剤や論文検索、家屋調査、実習指導者とのコミュニケーションの取り方・・・こんな事もあるのかと改めて気付かされます。

知っている事から、知らない事までマンガを交えながら、実習開始までにイメージを膨らませやすい一冊です。

○症例レポートの書き方の参考になる本



PT症例レポート赤ペン添削 ビフォー&アフター:2016

症例を担当する事になったが、どのようにレポートを書いていいか分からない!どんな風にまとめていくかイメージがつかない!

そんな学生には最適な一冊だと思います。ビフォーアフターでどのような所を注意して書かないといけないのか、どのようにしたらレポート見る側が分かりやすくなるかが詳細に書いてあります。

レポートの書き方も学べますが、考え方や疾患の理解にもなるので、実習中は手元にあると役立つ事間違いなしですね。

実習で出会うであろう症例が一通り載っています。

○基本的な考え方が非常に分かりやすく記されている本



PT・OTのための 臨床実習で役立つリハビリテーション基本実技 PT版:2016

まずこの本は読みやすいです。実習中、基本的な実技に入る前に、本当にこれで良かったかなとこの本を見直してみてください。

意外と知らなかった事もたくさん書いてあります。

イラスト付きで読むのに全く苦労はしません。分かりやすく書いてあります。

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