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脳卒中片麻痺の回復のメカニズム

 21, 2015 21:59
脳卒中による中枢神経の障害後の回復の過程では、どのような現象が起こっているのでしょうか?

脳卒中後の機能回復がプラトーに達するのは一般的には180日と言われています。

片麻痺の回復過程 ブログ用

脳組織の回復と機能回復 ブログ用

(奈良 勲、土山 裕之、松尾 善美:脳卒中理学療法ベスト・プラクティス―科学としての理学療法実践の立場から:文光堂:2014)



○急性期における回復機序

数日間
①脳浮腫改善(脳の細胞に水分がたまる、いわゆる脳のむくみが改善してきます。)
②出血吸収(脳出血の場合、血腫が溶けて自然に吸収されていきます。)
③脳循環改善
④脳血管攣縮改善(くも膜下出血後の場合、脳血管攣縮という血管が縮んで細くなる事がありますが、それが改善されます。)

数週間
①diaschisisからの改善(diaschisisとは、障害部位から遠隔にある解剖学的に正常な部位が、障害部位と関連して、一時的に代謝や生理機能低下を起こす事です。)
②シナプスのunmasking(アンマスキング)

○回復期における回復機序

数ヶ月以降
①代償法の学習
②シナプスからの発芽(sprouting)
・再生側芽:軸索の切断後に、中枢側から再生が認められるもの
・側副側芽:周囲の正常な神経細胞から脱神経領域に発芽してシナプスを形成するもの
③残存シナプスのモジュレーション
④神経軸索再生
⑤神経再構築
・非交差性皮質脊髄路の動員
・感覚運動野の活動中心の後方変位
・隠蔽回路の開発(unmasking:アンマスキング)
・錐体路の代償神経路として脳幹網様体脊髄路の非交差的制御
・広範な運動ネットワーク構築

脳卒中後の神経可塑性 ブログ用

(福井 圀彦:脳卒中最前線―急性期の診断からリハビリテーションまで:医歯薬出版:2009)


※関連記事
関連:脳卒中リハビリテーションの理論と治療方向性

関連:10分でわかる脳の構造と機能-畿央大学

COMMENT - 1

Thu
2015.04.23
14:03

bleue #-

URL

はつよろです♪

なんだかファンになっちゃいました(^▽^●)

わたしですね…このところついてなくて(汗)
すべり台を滑っても滑ってもゴールが無い感じなんて言えば少しは伝わりますか?
ものすごい急降下中なんです。。

そんなこんなで色んなブログ読み漁ってたらここで足が止まりましたヾ(´▽`*;)不思議と心惹かれたんです。
FC2USER443754VEGさんも色んな時間を過ごされてるんですよね。きっと。。

急なお願いで戸惑わせてしまうかもしれませんが
話し込んでみたいというか話しを聞いてもらえたらって気持ちを持たずにはいられなかったんです(*´∀`*)

連絡してくれたら有難いです。
もしも迷惑であればコメントごと私のこと消してください。

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