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カウンターアクティビティー・カウンターウエイト・カウンタームーブメント

 08, 2015 11:19
動きのとらえ方の概念で、カウンターアクティビティー(CA)・カウンターウエイト(CW)・カウンタームーブメント(CM)という言葉を耳にされた事があるかと思います。これは、クラインフォーゲルバッハの運動学の概念で、運動の拡がりを制御するための動きや平衡反応を表した表現となります。

まず、身体を頭部、胸郭、骨盤(腰椎を含む)、上肢、下肢の5つの部位(Body Segments)に分け、それぞれがどのように動いているかを考えていき、姿勢・動作の分析のポイントとしていきます。

○カウンターアクティビティ(CA)とは

CAとは、運動の拡がりを拮抗筋活動で制御する活動です。例えば下の図で言うと、左にウエイトシフトする際には体幹の左側屈でウエイトシフトするのではなく、右の体幹の側腹筋で制御している状態を表します。

○カウンターウエイト(CW)とは

CWとは、目的動作に伴い運動に参加する体節以外の部位を、目的方向と反対方向に移動させる事で、ヤジロベエのように重みを釣り合わせて運動の拡がりを制御する活動です。下図では、ウエイトシフト時には直接参加しない下肢を、ウエイトシフトの方向とは反対の方向に動かすことによって、重みを釣り合わせて制動している状態を表します。

○カウンタームーブメント(CM)とは

CMとは、目的動作に伴って起こる運動の拡がりに対して、その逆の方向に運動の拡がりを起こす2つの運動を同時に行う(ぶつかり合う)事で制動する活動です。下図では、上部体幹と下部体幹の側屈は逆方向ですが、そうすることによって運動を制御してバランスをとっている状態です。

クラインフォーゲルバッハの運動学 ブログ用

これら3つの反応は単独で独立して起こるのではく、いくつかが組み合わさって同時に起こります。

カウンターアクティビティー・カウンターウエイト・カウンタームーブメントを活性化させてもバランスが取れなかった場合は、新しい支持面に変更しバランスをとる反応が生じます。

(長澤 弘:脳卒中・片麻痺理学療法マニュアル:文光堂:2007)


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