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歩行時の下肢関節モーメント

 13, 2015 20:54
今回は、歩行時の下肢の関節モーメントについておさらいします。

時々、「ん?これ屈曲モーメントだっけ?伸展モーメントだっけ?」ってなる事ありません?

原理さえ十分に理解していれば、難しい事ではありません。

そもそも、関節モーメントとは「関節を動かそうとする力の総和」の事です。

歩行時、足底が床に接地している場合では、床反力などの外力が関節を動かそうとする力の総和の事ですが、それらの外力に抵抗する力として表現する場合があります。

床反力ベクトルが各関節の中心に対して、どのような位置を通るかによって、関節モーメントの大きさが変化します。

歩行時の下肢関節モーメント ブログ用

上図から・・・

足関節:床反力ベクトルが足関節の前方を通り、足関節を背屈させようとする力がかかる
⇒足関節底屈モーメントの発生

膝関節:床反力ベクトルが膝関節の後方を通り、膝関節を屈曲させようとする力がかかる
⇒膝関節伸展モーメントの発生

股関節:床反力ベクトルが股関節の前方を通り、股関節を屈曲させようとする力がかかる
⇒股関節伸展モーメントの発生

歩行時においては、以下のようなモーメントの特徴があります。

○股関節では、ICからLR前半で伸展モーメントが強く、TstからPswにかけて屈曲モーメントが最も強くなります。

○膝関節では、衝撃吸収のためにLRからMstにかけて伸展モーメントが最も大きくなります。その後、伸展モーメントは減少し、Tstにて屈曲モーメントを示し、Pswで再度伸展モーメントが確認されます。

○足関節では、ICからLRにかけてわずかに背屈モーメントが確認されます。その後、LR後半からTstの後半まで底屈モーメントがほぼ直線的に強くなり、Tstの後半でピークを示します。そして、Pswで急激に底屈モーメントが減少します。

(細田 多穂:運動学テキスト(改訂第2版) (シンプル理学療法学・作業療法学シリーズ)南江堂:2015)


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