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排便を促すためのトイレでの座位姿勢

 17, 2016 12:32
トイレ

排便が困難な患者さんは臨床ではたくさんおられると思います。排便コントロールは主に病棟で管理されているとは思いますが、理学療法士として「排便困難」という状況にどう関われるでしょうか。

まず、排便時に必要な要素としては以下の4つです。

①便意の知覚

まず、排便をする前に便意を感じる必要がありますが、直腸内に一定量の便が溜まると直腸壁が伸張して圧受容器が刺激され、骨盤神経を通じて仙髄の排便中枢から大脳に刺激が伝わり、便意が生じます。

②直腸から肛門への便の移動

直腸内に約150~250mlの便が溜まってくると脊髄反射により内肛門括約筋が弛緩します。さらに直腸内に便が溜まってくると、直腸内の収縮が強くなり、便が肛門側へ移動して便意が高まってきます。ですが、この時は肛門挙筋外肛門括約筋が収縮している事で、便が外に漏れ出る事を防いでいます。

③直腸・肛門の弛緩

トイレに座って排便の姿勢をとる事で、肛門挙筋外肛門括約筋恥骨直腸筋が弛緩します。それにより、直腸肛門角が鈍角化され、会陰部の下垂肛門の弛緩が生じて排便が可能になります。

こういった機序で肛門が開いても便が排出できない場合は、いきみが必要です。

④いきみ

いきむ事で腹腔内圧を高め、それにより直腸内圧が高まり、直腸の便を肛門側へ運びます。腹腔内圧を高めるためには横隔膜の活動が強く影響しており、吸気時に横隔膜をしっかり下に引き下げ、バルサルバ効果時に生じる腹横筋骨盤底筋群などの腹腔壁の緊張も上げていく事が必要です。

スムーズな排便まで ブログ用

適切な排便姿勢 ブログ用

適切な排便姿勢は上図の通りです。

WOC Nursing Vol.3 No.8―WOC(創傷・オストミー・失禁)予防・治療・ケア 特集:排尿・排便障害のアセスメント:医学出版:2015)


※関連記事
関連:トイレ動作の項目別の難易度
関連:運動学・機能解剖のオススメ参考書

COMMENT - 1

Tue
2016.06.28
14:36

智太郎 #Cv7CRq2s

URL

18歳に交通事故で脳挫傷

入院中は車椅子生活でしたが、18歳に交通事故で脳挫傷で大事故した僕の場合も、早めに車椅子生活になりやすいのでしょうか。

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