どうして筋肉痛になるのか?

 24, 2016 22:22
筋痛

「なぜ筋肉痛になるのですか?」と聞かれた時には皆さんはなんと答えていますか?

今回はなぜ筋肉痛になるのかを考えていきます。

まず筋肉痛には「即発性筋痛」「遅発性筋痛」の2種類があります。

○即発性筋痛

即発性筋痛は運動後のすぐに生じるものです。

原因は2つ考えられます。筋膜の断裂の様な障害の時と、疲労物質が溜まる事によっておこる障害がありますが、ほとんどが後者の疲労物質によるものです。


疲労物質は何かというと、乳酸と一緒に作られる水素イオンです。水素イオンが多くなり、筋肉が極度に酸性になると「痛い」「重い」「だるい」という感覚が生じるのです。

ここで誤解しないようにしないといけないのですが、乳酸そのものは疲労物質ではありません。疲労物質が作られる際に一緒にできてしまう物なのです。

○遅発性筋痛

遅発性筋痛は、運動した翌日や翌々日に痛くなるというもので、一般的に良く言われる筋肉痛はこれに当たります。

どうして痛くなるのかというと、運動によって筋細胞の中にミクロの傷がつき、そこで炎症反応が起きます。炎症が生じると、外傷や毒素などで活性化するヒスタミンなどがたくさん作られます。その中に痛みやかゆみを引き起こす物質があるので、炎症とともに筋肉が腫れ、熱っぽくなったり、力を入れると痛くなったりという状態になるのです。

筋肉痛が生じやすい運動は、筋に負担がかかる遠心性収縮です。

筋の傷つきやすさも筋の状態に依存しており、普段運動習慣のない人が運動するとすぐ筋は傷ついてしまいます。高齢の方が筋肉痛が起こりやすいのも、普段の運動レベルが低い事が原因と思われます。

筋肉痛が生じると、白血球が集まって活性酸素を作り、細菌などの病原体を殺したり、傷ついた所をクリーニングしたりします。その際にオーバーリアクションとなり、必要以上になると筋肉痛がひどくなったり、長引いたりするのです。若い時は活性酸素に対する抵抗力は強いですが、年をとると抵抗力は次第に落ちてきます。これが、高齢になるほど筋肉痛が長引きやすくなる原因です。

(石井 直方:石井直方の筋肉まるわかり大事典:ベースボール・マガジン社:2008)


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COMMENT 2

Tue
2016.08.09
05:17

にんじん #-

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PTをめざしてる医療学生です!
ずっと気になってた、筋肉痛や筋スパズムの説明など、ほんとわかりやすかったです!!!

がんばってPTにるんで主さんもがんばってください!v-217

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Wed
2016.08.10
23:41

FC2USER443754VEG #-

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コメント有難うございます

記事を読んで頂き、有難うございます。
これから是非頑張っていいPTになってください!

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