心疾患患者のベッドサイドでのリハビリテーションの実際~座位保持訓練

 22, 2013 21:05
<症例>
85歳
男性
労作時息切れなどあり
心臓カテーテル検査を実施。
冠動脈重症3枝に対して心拍動下冠動脈バイパス手術を施行。
ope翌日には人工呼吸器から離脱し、PT開始となります。
Dr.の指示のもと早期の理学療法開始となり、離床を進めていきます。

<PT前の確認事項>
・昨日までの全身状態(看護記録、Drからの情報)
・ドレーン、ルート、人工呼吸器など付属類
・呼吸循環動脈(血圧・脈拍・心拍数・SpO2・心電図など)

<ベッドサイドでのPT前の手順>
・高齢で脳梗塞のリスクも高いために、ope中は血圧低下に十分注意を払っている。
 ope後は神経症状なども見られず、予定通り人工呼吸器からの離脱も行えている。
 積極的なリハの実施をDrより指示あり。
 胸部X線上、心胸郭比の増加、胸水の貯留が認められます。
・中心静脈カテーテル
 スワン・ガンツカテーテル
 末梢動脈カテーテル
 左右の胸腔ドレーン
 心嚢ドレーン
 心電図モニター
 酸素投与
 膀胱留置カテーテル
 などの付属品類が挿入されています。
 カテコールアミンなどの薬剤投与量を座位耐久性練習前に確認します。
 ちなみに、本症例は、ドパミン塩酸塩(DOA)、ドプタミン塩酸塩(DOB)ともに4ml/時
・BP 146/68、P 86、心電図上は心室性期外収縮の散発が認められています。
 SpO2 100(酸素60%、10L、マスク)
 心係数3.3L/分/㎡
 肺動脈楔入圧9mmHg
 尿量も確保されている状態です。


さぁ、この状態の患者さんを起こしていきます!



この記事は続きます・・・後日へ

(嶋田 智明,斉藤 秀之,有馬 慶美:ベッドサイド理学療法の基本技術・技能 (臨床思考を踏まえる理学療法プラクティス) :2013)


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