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Heel Rocker(ヒールロッカー)の役割と衝撃吸収

 11, 2013 21:02
歩行時の重心の高低差 ブログ用
我々、人間は歩行をする際に、重心の上下の移動を繰り返しながら歩行をしています。その上下の高低差はおよそ2cmです。

重心が一番高くなる時は「立脚中期」で、一番低くなる時は「踵接地から足底接地」です。

つまり、踵接地時に重心は、一番高い所から低い所へ2㎝の落下がおきます。その衝撃はすさまじく、heel rockerの機能により、身体各部位(骨・関節、内臓、脳)にダメージを受ける事がないように衝撃吸収をしているのです。

heel rockerが十分に働く事によって、衝撃が体重の1.2~1.5倍程度まで抑えられているのです。

heel rockerは全部で3段階のプロセスを経て衝撃吸収を行っています。

まず、第一段階は、足関節によって行われ、前脛骨筋が遠心性収縮をすることで、足関節の底屈にブレーキをかけていきながら、足底接地までの時間を遅らせているのです。
heel rockerでの遠心性収縮 ブログ用

そして、第二段階は膝関節によって行われ、衝撃吸収の最も重要な役割を担っています。踵接地後に遠心性収縮をしていた前脛骨筋は脛骨を前方回転させ、膝関節を屈曲させます。この時、大腿四頭筋が遠心性収縮しながら、膝を屈曲して、衝撃を吸収していきます。

最後、第三段階は股関節によって行われます。踵接地後に 骨盤は約4°遊脚側に側方傾斜します。これは股関節の外転筋の遠心性収縮によって制動され、衝撃を吸収していきます。

(石井慎一郎:歩行の臨床バイオメカニクス レクチャーノートシリーズ Vol.1:2011)


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