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足関節での姿勢制御(ankle strategy)が低下しているケース

 24, 2014 20:32
立位の姿勢制御戦略 ブログ用

学生時代よく耳にしたことがあると思います。人の立位時の姿勢制御の戦略は3種類に分けられ、

①足関節を中心とした運動で反応する足関節戦略(ankle strategy=アンクルストラテジー)
②股関節を中心とした運動で反応する股関節戦略(hip strategy=ヒップストラテジー)
ステッピング戦略(stepping strategy=ステッピングストラテジー)

足関節での制御では、足関節の周囲筋を十分に働かせて、足部を固定することが必要になってきます。股関節での戦略に比べてankle strategyは運動制御に強い筋力が必要になってきます。

特に、高齢者では、ankle strategyは難しい高度な反応となるので、機能しにくくなりやすいのです。高齢者はhip strategyで代償するようになりやすいのです。

ankle strategy⇒少しの動揺刺激が加わった時に働くバランスコントロール
hip strategy⇒大きい動揺刺激が加わった時に働くバランスコントロール

状況下に応じて働くようになっていますが、hip strategyメインで行っている高齢者においては、ankle strategyを身につけておくことは転倒予防に重要と考えられます。

まず、ankle strategyの評価をしていきます。

立位で前方への上肢のリーチを行い、股関節屈曲や体幹前傾が生じず足圧中心が前方移動して、足関節戦略が行えているかを確認します。

これが行えない場合は、足圧中心を前方移動するための足関節周囲の筋力向上とバランス反応を促すトレーニングを行っていきます。

立位での足関節の底屈運動 ブログ用

運動療法の実際としては、立位で足関節の底屈運動を行います。最初は難しければ上肢支持をしたままで行い、できるようになってきたら、不安定なバランスマットの上で行ったり、上肢支持を外していったりして課題の難易度を上げていきます。

(武富由雄、市橋則明:理学療法プログラムデザイン〈2〉ケース別アプローチのポイントと実際;2012)


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