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転倒と薬剤の関係

 09, 2013 23:30
病棟内で転倒をされる方、在宅・施設において転倒を起こしてしまう方おられますが、「薬剤」が転倒を引き起こす重大なリスクファクターであるように思います。
服薬している薬剤を考慮して病棟内移動や、環境整備の工夫などの早急な対応がかなり重要となってくるかと思います。

Rubensteinらは抗うつ薬を服薬している者では、していない者よりも2.4倍転倒しやすいとしている。


○薬剤の組み合わせと転倒の関係
NSAIDS+安定剤/睡眠薬(抗不安定薬を含む)・・・8.3(オッズ比)
抗うつ薬+安定剤/睡眠薬・・・6.9
抗うつ薬+心疾患薬(強心薬、抗不整脈薬)・・・5.7
抗うつ薬+血管拡張薬・・・5.2
NSAIDS+血管拡張薬・・・5.2
抗うつ薬+利尿薬・・・4.3
心疾患薬+NSAIDS・・・3.4
利尿薬+NSAIDS・・・3.0
心疾患薬+安定剤/睡眠薬・・・2.7
安定剤/睡眠薬+利尿薬・・・2.4

利尿薬+NSAIDS+安定剤/睡眠薬・・・17.8
心疾患薬+NSAIDS+安定剤/睡眠薬・・・13.4
心疾患薬+NSAIDS+血管拡張薬・・・13.4
抗うつ薬+心疾患薬+利尿薬・・・10.5
利尿薬+NSAIDS+血管拡張薬・・・8.3

(Granec E et al:Medications and diagnoses in relation to fall in a lon-term care facility,1987)



以上の報告から、2剤よりも3剤の組み合わせで転倒リスクが増大しており、特に「利尿薬+NSAIDS(非ステロイド性抗炎症薬)+安定剤もしくは睡眠薬」の組み合わせで最も転倒リスクが高くなったとしています。

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