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鵞足に痛みが生じているケース

 09, 2014 00:01
臨床では、動作時の膝の痛みを訴える方で、脛骨粗面の内側の鵞足部に圧痛を示す方がおられます。

そういった方の下肢のアライメントは、外反膝(X脚)、回内足、大腿骨前捻、下腿外捻といった異常アライメントになっている場合が多いです。

また、内側ハムストリングスの短縮によっても鵞足部の痛みが生じる場合があります。

実際の評価としては、まず鵞足を触診して圧痛があるかどうか確認します。

次に、立位での骨盤前傾の有無を確認します。運動連鎖においては骨盤前傾により、股関節屈曲・内転・内旋、膝関節伸展・外旋・外反、足関節底屈が生じます。これにより、骨盤前傾が大きい患者さんは運動連鎖によって膝関節の外反アライメントとなり、鵞足にストレスがかかるためです。こういった方は骨盤へのアプローチを行っていきます。例えば、股関節の屈曲拘縮のある場合は股関節屈筋のストレッチを行い、屈曲拘縮がないのに骨盤前傾している場合は、腹横筋トレーニングや立位での骨盤後傾運動の練習などを行っていきます。

また、扁平足の有無も確認します。扁平足の患者さんの場合は、立位で足関節外反しており、運動連鎖によって膝関節屈曲・内旋・外反、股関節屈曲・内転・内旋、骨盤前方回旋が起こるために、鵞足部にストレスがかかりやすくなっています。こういった方は足底板などによって足部からのアプローチを行っていきます。実際の治療としては、アーチサポートや内側ウェッジ入れることで足部を回外位にします。

鵞足部の痛みが出ている方は内側ハムストリングスの緊張が高い場合が多く、この場合はストレッチによって軽減することがあります。

アイシングによって疼痛が軽減する場合もあります。

(武富由雄、市橋則明:理学療法プログラムデザイン―ケース別アプローチのポイントと実際;2009)

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