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起立性低血圧+食事後低血圧は転倒のリスクになる

 16, 2014 09:50
摂食・嚥下

起立性低血圧とは、起立時に収縮期血圧が20mmHg以上、または拡張期血圧が10mmHg以上下降することと一般的には定義されます。

高齢者での起立性低血圧の出現頻度は、1日に2回以上、1日1回、全くなしがそれぞれ1/3程度いるとされています。

40のナーシングホームに居住する844例の高齢者(すくなくとも1分以上体重を支えていられるという条件)を対象にベースラインで1日4回、食事前後の血圧を測定し、平均1.5年間の転倒の有無を追跡した結果、過去6ヶ月間に転倒の既往があるものは、起立性低血圧と転倒が有意に関連し、複数回起立性低血圧を示したものでは2.6倍の転倒再発リスクを示しました。

食事は消化機能を活発にし、副交感神経を刺激します。食後の収縮期血圧(最高血圧)が食前よりも20mmHg以上低下する場合には、食後低血圧の可能性が高いといえます。

食事後低血圧は一般的に、個人差はありますが、食後30分~1時間程度で出現すると言われます。

さらに食事後の姿勢変化によって、起立性低血圧が食事摂取後の低血圧と相加的に出現することがあるとされています。

臨床の現場では、食事後の歩行や立位などは転倒のリスクがあるという事を認識し、食後しばらくは休憩をとったり、食後低血圧を起こさないようにゆっくり食べるように促していくことも大切になるかと思われます。

(泉キヨ子:エビデンスに基づく転倒・転落予防 (EBN BOOKS):2005)


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