歩行の動作分析

 11, 2013 13:11
歩行の動作分析をするうえでは、歩行の機能を評価して治療していくことが大切です。

学生が良くやりがちなフォームの記述:「骨盤が後退している」「肩が引けている」など・・・

動作の記述に悪戦苦闘しているのが現状となっていることが多いんです。

そこからじゃあ何が問題なのか?となると答えが出てこないんです。

統合と解釈の中で動作分析の記述がたくさん書いてある中で治療に結びついてこないことが多いんです。

健常者と比べることをするのですが、なんで異常動作が出ているかを考えていくことが大切ですが、学生はフォームを修正することに一生懸命になってしまうのです。

例えば治療プログラムとして、後方回旋している骨盤を前方回旋させるとか・・・

なぜこうなるかというと「動作」ばかりを評価して、「機能」を評価していないことに原因があるのです。

歩行のシステム、機能を評価したうえで、動作を評価していくことが大切だという事です。


歩行の機能
①機能的直立荷重位の再建
②立脚後期の股関節伸展の獲得
③荷重の受け入れと前進の保存
④機能的直立位への復元



これら大きく4つの機能が「歩行」ものすごく必要となってきます。

歩行に問題がある人はこれらのうちのどれかに問題があります。

例えば、変形性膝関節症の膝の曲がったおばあちゃん。

どの機能に問題があるのかを見極めて「Meaningful task」を抽出して実践していくことが重要になってきます。


可動域がないから、ROMエクササイズをする。アライメントが崩れているから修正する。筋力が足りないから筋力トレーニングをする・・・。

これで終わってOKではなくてこれは準備であって、これで終了としてはいけません。

そのあと、正常な歩行の学習をして、患者さんの内部モデルを変化させていくことが大切なのです。

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